コロナ禍にあたって会社の対応方法に不満がある
今のままでは老後が不安
などなど。今の会社に不安がよぎることはありませんか?
正常です。よい機会です。
2020年現在の市況の確認から判断の基準、今後まずやるべきことと、注意事項を記していきます。
今後の日本はどのようになるだろう
色々と変わってしまい、頭を悩ませます。終身雇用は経団連すら「維持は難しい」と言っていますから、アテにはできません。
テレワークは進んでより自分を律する必要もあります
リモートになれば勤務先を選ぶにしても地域の縛りはなくなるでしょう
自分の判断基準をもってブレずに生きていくための概論を記します。
各論は細かくなりすぎてしまうので別途改めて。「なんとなく不安だ」という方がちょっと動いてみようか、というときの参考になればうれしいです。
ステップ1:自分の価値観を確認しましょう
これは自分で見定めるしかありません。
ベタですけれど、次がおススメです。
注意事項
やらないと分からないことの方がたくさんあります。分からなければ分からないでもよいので、長時間止まり続けることは避けましょう。
価値観が決まっているに越したことはないですが、なくても動けます。やりたいことがずっと一つの人間なんていません。
7つの習慣
スティーブン・コヴィー博士の著書
漫画版もあります。多くの人生のヒントが記されていますが、「とりあえずミッション・ステートメントを作ってみる」を目標に本を開いてみて欲しいです。
人生の羅針盤
リベ大の両学長が発信している内容です。
両学長の発信は今の環境を踏まえて現実的な提案をベースにされているので、机上の空論でないところがとてもオススメです。
本も出されました。
自分の市場価値の確認
やりたいことや方針がふわっとでも見えた後、軽く自己分析をしておきましょう。
その後、自分の市場価値を確認していきます。
自己分析からの仮説をつくる
自己分析では3点について考えてみましょう
自分の今持っているもの
会社を変えても価値のあるスキルは何?スキルの賞味期限は?
→例:プログラミングや営業、動画編集、デザイン、会計等々
貴重な経験や実績はある?
→マネージャー、何かのプロジェクト立ち上げ、制作等々
自分が今度身につけた方が良いもの
今後やりたいことに対して、
「何が自分の市場価値をあげるだろうか」
「何を身に着けた方がいいだろう」
と考えてみましょう。
後に検証するので、まだ実際にはやらなくて大丈夫です。
例:何かの資格、スキル、実績
今後働きたい業界はどこか
その業界に成長性はあるでしょうか?
衰退産業であれば、給料の原資が少ないので、収入は増えないことが多いです。
業界の生産性や伸び率を考えてみましょう。
仮説の検証と市場価値の確認
仮説を立てた後、検証しましょう。
こちらは市場を知っている人に聞く方が確実ですから、転職エージェントに聞いてみましょう
聞くことにリスクはありませんし、メリットがたくさんあります。
いまの自分の市場価値を確認できる
やりたいことに対して何が必要なのか確認できる
どんな人材が必要とされているか、何をすれば市場価値が上がるかの情報が手にはいる
聞いたとしても絶対に転職しないといけないわけではない
エージェントは人を転職させたときに、手数料をもらっています。
その為ダメなエージェントにつかまるとロクなことがありません。
「やけに強くすすめてくるな」「早く売りたいような印象を受ける」と思ったら要注意。
エージェントは紹介料に目がくらんでいる可能性があります。
良いエージェントの特徴は次だそうです。
面接後に良かった点・懸念点を聞くとちゃんとフィードバックしてくれる
転職者のキャリアも考えてくれる
買い手だけをお客様と見ているか、転職者と転職先の双方を見ているか、の違いです。
エージェントにとっては自分は商品の一つですが、自分にとって自分は唯一ですから。しっかりと自分で考えていきましょう。
ちなみに
JACリクルートメント
マイナビエージェント
の評判がいいそうだ、と両学長が言っておられました。
ちなみに退職するにもハードルのある方は、最近はこんなサービスもあります。
自分で伝えればいいとは思いますが、それすら困難な職場があることも確かです。
辞める意思が固まっているのであれば、外部サービスを使って無駄な労力を省くのも一つの手ではあるかもしれません。
具体的な方針と目標の決定
ここまでやってこられた方なら、既に具体的にどうしていこうか、と考えておられそうに思います。
日本でも将来的にはアメリカのようにスキルをあげて、会社を移り、そしてまたスキルを上げて・・というスタイルになるのかもしれません。
そこまでいかずとも。終身雇用が崩壊して人材が流動的になると、頼るべきは自分の経験とスキルです。
方針と目標の立て方は各論となるので別稿としますが、立てる際の心構えを2点記します。
すべてはアウトプットのためにある
前段で「経験とスキル」と書きましたが、言えば経験>>>スキルです。
実績は事実です。事実は裏切りません。
会社を移るとき、フリーランスで仕事を取るとき、
〇私はこんな実績を持っています
〇それはこんなスキルがあるからできます
〇スキルはこのような環境で磨いてきました
と言えるよう整えていきましょう
スキルを身につけるのは、実績を積むためです。
何をしてきたか、何をできるのか、どんな実績があると言えればよいのか
実績を積むために必要であれば、資格を取るのも良いでしょう。
実績と貴重な経験は何物にも勝ります。
そして貴重な経験を積むには、専門性の高いスキルがあることが望まれます。
専門性の高いスキルはテキストを眺めているだけでは身に付きません。
実践と試行錯誤が必要です。
「チャレンジは何度でもできる」と思うメリットとリスク
「チャレンジは何度でもできる」
はい、理屈ではそうです。事実としてもそうです。ただ、こう思うメリットとリスクがあります。
メリット
あまり気負わず実行することができる
デメリット
何度もチャレンジできる不屈の人は正直多くなく、気持ちが折れる
負けからスタートすると、思考プログラムが「負け」からスタートする
リフレーミングの手間が必要
ですので、目標は小さくしてください。
目標は小さく!
できる限りステップを小さくして、達成できる目標を具体的に立てましょう。
まず「うまくいくんだ」という思考プログラムを作らないとしんどいです。
大きな目標を達成することはうれしい。でも大きな目標って、小さな目標の連続した先にあるんです。
あなたが「貿易会社を作って年商10億を達成する」といったところで、何をどこで誰にどんなコンセプトで訴求して販売に結びつけるのか、仕入先をどこにするか等々。たくさんのステップがあります。
仮にAmazonで販売するのであればAmazonの大口アカウントを発行するところからでしょう。
であれば目標を「Amazonのセラーアカウントを作る」程度にしてください。
ポイントは「自分ができること」から始めましょう。
「自分ができること」は既に容易にできるという意味ではありません。
自分ひとりで完結するという意味です。
「何かを売る」とすれば、相手がいます。相手に動いてもらって初めて自分の目標が達成されます。
最初はこういった目標は止めましょう。
それでも大きな目標を掲げようとする勇敢な方はぜひ
10回失敗するまでが1セット
とマインドセットしてください。
10回失敗するまでは、失敗ではない
とするのです。負け癖がつくような行動は全力で避けましょう。
3ステップ「このまま今の会社にいていいのか?」と思ったときにまずやることのまとめ
将来に不安を持ったときに考えて欲しい3ステップを記しました。
1.自分の価値観を見直す
2.今の武器と展望を考え、検証する
3.具体的な行動に移す
個人的にお伝えしたいのは次の3点です。
・動き出さないと何も始まらない
・負け癖がつくのは本当によくないので避けるべき
・目標は細かく勝ち癖を付けていきましょう
最後にとても腑に落ちた言葉を紹介します。
消去法で会社に残っている人間に、いい仕事はできない
後悔のないよう、がんばっていきましょう!
いかがでしたでしょう?お役に立てば何よりです。
ご覧いただきありがとうございました!
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