褒める理由と絶対にやってはいけないホメ方、ほめ方のコツ

褒める理由と絶対にやってはいけないホメ方、ほめ方のコツ組織向け
褒める理由と絶対にやってはいけないホメ方、ほめ方のコツ

本編前に軽くサイト紹介をさせてください。
モチベやにようこそ!

当サイトでは

どうやったらモチベーションがあがるの?
こんな人がいてツライんだけど自分がわるいの?
なんかミスコミュニケーションが多いけどどうすれば?

といったお悩みに

心理学、NLP、コーチングとかから
理屈を立てています。
※個人の見解を含みます。

お悩みをカタチにはめることで
ラクになるお手伝いができればいいなぁ
と思っています。

お役に立てばうれしいです。

さてさて本編です

本投稿では特に仕事上の褒め方について、次をお伝えします。

ほめることの目的とメリット
ほめる際にやってはいけないこと
3パターンの褒め方+コツ

こんな悩みはございませんか?

部下のモチベーションを高めたい
褒めるのが必要らしい。でも褒め方なんて分からない
いつも「すごい」「えらい」「たすかった」しか言っていない

本稿でをご覧いただくことで

こういう理由で褒めたらいいのか
たしかに褒めた方がいいな
こんな視点で考えればいいのか

と思って頂けるかと思います。

今後テレワークはじめリモートワークが普及する中で、対面せずにチームをまとめていく必要があります。

きっと一助になるかと思います。

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ほめる理由、目的とメリット

組織で褒める理由は「自我の欲求をみたすことができるから」です。

マズローの欲求5段解説はご存じかと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/自己実現理論

こちらの4段階にある「自我の欲求」=他者からの称賛を求める欲求を満たすことができます。

満たすことで、その行動の促進と定着化が図れます。

組織として望ましいことを褒めることで、組織としてより強くなりますし、信頼感にもつながっていきます。

欲求が満たされることで仕事へのモチベーションがあがります。間違えた方向でなければ、自分で考え、自分で行動してくれる部下に育っていきます。

それが業績のアップや離職率の低下、組織の雰囲気改善につながっていくことは想像しやすいのではないでしょうか?

ダメなほめ方

上段でお伝えしたことを逆にいいますと「自我の欲求を満たせないほめ方」は意味がない、ということです。

「おれは褒めたつもりだった」では意味がありません。ほめ方によっては相手のやる気を奪ってしまうこともあります。

ダメなやり方を挙げます。

承認欲求を満たせない全てのやり方

と書きたいのですが、具体的に言えば

しらじらしいと思われる
表現が過剰でわざとらしい
本人の努力に触れず結果しか見ていない
相手との距離感を測れていない

他、「褒めているはずなのに自分の自慢が入っている」「妙に上から目線」等、一発で冷めます。やらない方がマシなレベルです。

例えば営業マンが良い成績を出したとします。

上げた数字だけを見て、普段から接点もない人から「よくやったな!期待してるぞ!」と電話がかかってました。

誰が喜びますか?数字を見て電話しているだけで、相手がどんな風にがんばったのかに思いもはせない。

少し極端な表現をしますが、「人間として見ていない」のです。

数字を稼ぐロボットとしてしか見ていません。

全ての人がとはいいませんが、これでは自我の欲求は満たせないことが多いです。

ほめることは目的ではありません。「部下の自我の欲求を満たすこと」が目的であることは、決して忘れないでください。

上記の例は極端です。
実際は褒める側・褒められる側の関係性によります。

もし心酔された社長等、「この人に見てもらえるだけでうれしい」という関係性なら、電話1本でもモチベーションは跳ね上がるでしょう。

3パターンの褒め方+褒め方のコツ

ではどうすればいいのか。もどしますが

「どうすれば相手の自我の欲求を満たせるだろう」と考えてください。

そうすれば自然と相手の考え方ややってきたことに思いを寄せることになります。仮にズレていたとしても、真剣に自分のことを考えられてイヤな人はそうそういません。

その上で、ほめ方は大きく3つに分かれます。

一概には言えませんが、IとWEの方がヒットする可能性は高いです。

「所属の欲求」を同時に満たすことができるためです。

Youから始まるほめ方

(あなたの)仕事は全体を見ていてすばらしい

(あなたは)とてもお客様を考えて仕事をしている

(あなたが作った)資料がかんぺきです

Iから始まるほめ方

(わたしが)勉強になりました

(わたしは)もっと話を聞いてみたいです

(わたしは)とてもスゴイと思っておどろきました

Weから始まるほめ方

より大きな影響を伝えることができます。

(あなたのおかげで)会議の意見交換が活発になりました

(あなたがいるから)チームの士気が高まります

ちょっとした褒めるコツ-名前を呼ぶ

まず相手の名前を呼びましょう。「すごいな」と「〇〇さんはすごいな」では言葉のレベルが全く違います。名前を呼ぶ時点で、まず存在の承認を行っているのです。

ちょっとした褒めるコツ-かんぺきでなくても褒める

また、既に起きたことだけではなく「なってほしいことのきっかけがあった」だけでも褒めるのです。

これは人間の「期待されたことに応えたい」という性質を使っています。期待効果、ピグマリオン効果と呼ばれ、進んでほしい方向に後押しすることができます。

褒める理由と絶対にやってはいけないホメ方、ほめ方のコツのまとめ

本投稿では

・褒めることは自我の欲求を満たすためである
・相手を思わずに褒めることは逆効果になることがある
・褒めるにはI、WEから考えれば具体的な褒め方になっていく

ということを伝えさせていただきました。

これらを実践することで、部下は「ちゃんと見てくれている」と感じ、安心してモチベーションを高くしてくれます。

くれぐれも上辺だけにならず、相手を見てください。そうでなければ破綻してしまいます。

あなたの組織がよりうまくいくことを願っております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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