「なんか人が冷たい」と思ったときに助けになるかもしれない2つの法則

「なんか人が冷たい」と思ったときに助けになるかもしれない2つの法則他人との関係性
「なんか人が冷たい」と思ったときに助けになるかもしれない2つの法則

本編前に軽くサイト紹介をさせてください。
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心理学、NLP、コーチングとかから
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さてさて本編です

昔、「都会の人間は冷たい」という話がありませんでしたか?

最近東京に行った友人から「東京は冷たい」という話をききました。一方しばらく暮らしている友人からは「冷たいなんてことは全くない」とも聞きます。

では地方の人は冷たくないのでしょうか?もちろん田舎のイメージ通りの温かい人もおられますが、いざ移住してみると「よそ者に冷たい」というケースもあります。

そもそも東京の人でも、地方から出てきている人が多いですよね。

そもそも冷たいってどういうことでしょうか。また、どんな心理からそうなっているのか。

もし「最近冷たい人が多い。自分が悪いのかな」と思っておられる方がおられれば「自分が悪いわけじゃないのね」と思って頂けるかと思います。

個人的には「東京の方が、人が冷たいと感じるケースが多くなるかな」と思っています。一方、何もしないと全国的に「冷たい人は増える」とも思います。その根拠も後段で記します。

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冷たい人ってどんなひと?

まず「冷たい人」の定義をしましょう。「東京の人は冷たい」と思ったきっかけです。

個人の行動が冷酷である、思いやりがない、といったケースは除きます。

google先生に聞いてみるとこのような記事がありました。

あいさつを無視された
落とし物に気づいても完全無視していた
具合の悪い人がいても助けない
道端で暴言を吐かれる
客にすら冷たい

上京してビックリ! 「東京人ってマジ冷たい……」と思った瞬間5選
仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!

すると、冷たい人とは

他人に興味がなく善意の活動をしない
自分が良ければよいと思っている

というあたりになりそうです

これはどんな心理によるものでしょうか

次の二つが大きく影響するのではないかと考えられます。

情報が多すぎて冷たくなる?過剰負荷環境への順応

スタンレー・ミルグラム氏の呼び方で過剰負荷環境というものがあります。

これは「情報が氾濫していると、必要なものだけ取り入れて他は無視する」という行動に繋がります。

すると次の順応方法を取る傾向にあるそうです。

短時間処理最小限の情報だけを伝えて短時間で処理し、相手との接触を避ける
情報の排除重要でない情報は無視し、自分に都合の良い情報は取り入れる
責任回避問題が起きても人のせいにしたり他力本願で自分から動こうとしない
他者の利用他人との個人的な接触は少なく、自分から誰かに連絡を取るようなことはない

これは「余裕がない」という言い方もできそうですし、「自分を守るため」という意味合いもあります。

ゴフマン氏は上記の行動概念を「市民的無関心」と表現しました。

親しくない関係の人たちと不要なかかわりを排除するために、無関心を装うというもので、しかもそれは暗黙のルールとして認知されている傾向にあります。

むしろこのおかげで公共性が保たれている、と見る面もあるようです。

傍観者効果

傍観者効果(ぼうかんしゃこうか,:bystander effect)とは、社会心理学の用語であり、集団心理の一つ。ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理である。傍観者が多いほど、その効果は高い。

これは、以下の3つの考えによって起こる。

多元的無知 – 他者が積極的に行動しないことによって、事態は緊急性を要しないと考える

責任分散 – 他者と同調することで責任や非難が分散されると考える

評価懸念 – 行動を起こした時、その結果に対して周囲からのネガティブな評価を恐れる

https://ja.wikipedia.org/wiki/傍観者効果

本当かどうかわからないキティ・ジェノヴィーズ事件を発端に、1968年に行われた実験があります。

2人、3人、6人のグループでそれぞれ討論してもらい、途中で一人の具合が悪くなる、という実験で、結果6人のグループでは動かない人が多くなったそうです。

「冷たい人」の原因と、それは地方ではどうなの?

上記ふたつの法則を考えると、その冷たいといわれる都会の方は

過剰負荷環境への対応に追われていて余裕がない

責任が分散され、またその行動が過去に承認されており問題と感じない

となっていると想像できます。

では地方では当てはまらないでしょうか?

過剰負荷環境は、極端な田舎やSNSから切り離された環境なら、避けられるかもしれません。たしかに街中でのあわただしさは、いまだ地方と東京は違います。情報のみで言えば、格差はなくなっているのではないでしょうか。

一方「責任の分散」は確率的には低そうです。人すくないし。

「さらに田舎であればコミュニティに新規で入るものを排除する」という話は聞くんですが・・すいません勉強不足でこれが何によるものなのかはたまた本当なのかウソなのかも分かりません。

黒い羊とは若干違うし。

「異質なものを排除して既にあるコミュニティを守り安心安全をえる」っていうのはありそうに思うんですけれど。なんなんでしょうね。

「なんか人が冷たい」と思ったときに助けになるかもしれない2つの法則まとめ

本稿では

一般的に「冷たい人」といわれるのはジコチューな人かもしれない

その原因は情報が多すぎて余裕がなかったり「自分がやらなければいけない」と感じにくい状況である可能性があるし、それが承認されてしまって当然と思っているかもしれない

地方でも情報格差はへっているから今後似たようになるかもしれない

人が少ない分責任の分散はあまりないかもしれない

という話をしてまいりました。

個人的には、情報の格差は少ないけど、比較すれば(例えば街を歩いていての看板の数とか)東京の方が多いので、過負荷になりやすい。また、人が多い分責任の分散も起きやすいから、「都会の人は冷たい」と言われる可能性は高いと思います。

一方これはあくまで集団としての話で、個々人でみれば全く話は変わります。

いかがでしたでしょう?お役に立てば何よりです。
ご覧いただきありがとうございました!

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